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アバンテガレージ管理人が展開する日々をつづった日記です。 主に、ミニ四駆、パワプロ、日常生活、あと撲殺天使とかも。 まぁ、見てやってください。
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M4も無事終わりまして、レポを書くつもりがなーい。
ってか時間がなーい

っと・・・↓に小説があるのですが、何名かの方に「もう少し改良点があると言う事でご指摘を頂いたんですが、
私用でいるので全部うpろうかと。
あ、ちなみに12話まであります(ぇ
まずは2話ー



『恋恋の夏2話』


少女がテクテクと始業式が行われる体育館に向かっていると後ろから声がした。

???「おーい、あおいー!」

あおいと呼ばれたのは紛れも無い4年前のあの少女だ。
本名は早川あおい。
髪の毛は緑色で特徴のあるお下げ。顔つきはどこと無く男の子にも見えるが中学ではなかなかの人気だったそうだ。

あおい「どうしたのよ?はるか。大声なんか出して。」

はるかというのは叫んでいた少女。本名は七瀬はるか。
早川によると普段はおしとやかで、俗に言うお嬢様らしい。
この二人は中学校時代からの親友で、あおいははるかに頭が上がらない。

はるか「はぁ、はぁ・・・・どうしたじゃないよ!今日一緒に行くって約束だったでしょ!」

あおい「あ、ごめん。」

はるか「はぁ・・・あおいはホントすぐに忘れるんだから。」

あおい「ホントごめん。ちょっと考え事してて。」

はるか「ふーん、あおいにしては珍しいねー。もしかして男の子とか期待してる?」

あおい「う、うるさいなぁ!第一、ここは今年から共学になったんだから男子なんてほとんど居ないでしょ!」

そう。ここ恋恋高校は今年共学になったばかりで1年生の1割に満たない位の男子しか居ないのである。

はるか「ふふふ・・・冗談だよ。第一、男勝りなあおいがそんな事思うわけ無いじゃない。」

はるかは見た目によらず結構毒舌である。
早川も今まで散々な事を言われてきた。

あおい「んもう。はるかには敵わないや。」

はるか「あ、もうこんな時間だ。あおい、早く体育館行こう。」

あおい「そうだね。」

『テクテク』

体育館の中に入るとそこにはパイプいすが並べられ、両端に大きな花が添えられている。
さらには真ん中におおきな日本の旗と恋恋高校の旗が掲げられている。まさに入学式といった所か。
そして早川と七瀬はパイプいすについた。と、同時に校長がマイクが設置された舞台に上がっていく。
早川は長くならない事を祈るが、短く話を終わらせる校長などまぁ居ないもので・・・

校長「えー、であるからして・・・」






「あおい、あおい!」

あおい「ふぁーあ・・・なにはるか?」

非常に眠たそうに早川は言う。

はるか「何じゃないよ。移動だよ。」

あおい「え!?もうそんな時間?

どうやら早川は寝てしまったらしく、気がつけば教室に移動する時間になっていた。
と、その前にクラス発表を見に行かなくてはならない。

あおい「えーと、ボクのクラスは・・・あ、あった。はるかも一緒だよ!」

はるか「ほんとだ。じゃ、今年もよろしくね。」

あおい「うん。」

ふと男子の方を見てみた。すると・・・

あおい「!!・・・嘘・・・でしょ?」

はるか「どうしたの?あおい。」

あおい「う、ううんなんでもない。早く行こ。」



そして指定された教室に行く。ちなみに早川達は1組だ。

先生「私が担任の三井です。よろしくお願いします。」

『パチパチパチ』

教師の挨拶が済み、学校の規則などについて説明し始めた。
いつもの早川なら聞かずに寝てしまったりするのだが今日は違った。

三井先生「えー、部活については以上だが、何かある人ー。」

『はい!』

三井先生「んーと、早川さん。」

席の書かれた表を見ながら先生が言う。そして早川は質問を始めた。

あおい「部活を作るにはどうすればいいんですか?」

???「俺も聞きたいでーす。」

あおいはびっくりした。なぜならばこのクラスにたった一人しか居ない男子がそう言ったのだから。

三井先生「なんだ小波君も。」

はるか(へぇー。だから驚いてたんだ。)

はるかはさっき早川が驚いていた事に納得した。
なぜなら小波という名前は中学校時代、耳にタコができるほど聞かされたからである。

三井先生「じゃあ説明するね。
この学校で部活を作るには顧問の先生一人をまず見つけて、その後校長先生に承諾を得るんだ。
そうすれば部ができるんだけど・・・もし人数があまりに少なかったら愛好会という事になるんだ。
愛好会と部はほとんど変わりないんだけど、1年後に人数が足りなかったら廃会。これが部活の作り方だよ。
分かった?」

あおい・小波「分かりましたー。」

三井先生「よろしい。では今日はこれまでです。また明日会いましょう。さようなら。」

クラス一同「さようなら!」

『ガヤガヤ・・・』

はるか「ね、あおい。」

あおい「ん、何?はるか?」

はるか「あおいがさっき驚いてたのって小波君のことでしょ。」

あおい「え!な、何でそんな事・・・」

はるか「だって毎日のように話してたじゃない。」

あおい「でも彼は違うよ。ボクが見たのはプロ野球選手だよ?こんなところに居るはずが・・・」

居るはずが無い。そう続けようとしたその時だった。

小波「俺が何だってー?」

あおい「うわっ!びっくりしたぁ!
な、なんでもないよ。」

急に小波が横から現れた。

小波「ふーん。そう・・・まぁいいや。じゃあね早川さん。」

あおい「あ、あれ?何でボクの名前知ってるの?」

七瀬はなにやら書いている。
しかも妙にニヤけている。
・・・何か思いついたらしい。

小波「なんでって・・・さっき先生に呼ばれてたじゃん。」

あおい「あ、あぁそうか・・・。」

小波「あ、そうだ聞きたい事があったんだ。」

あおい「何?」

小波「早川さんって何の部活作るの?」

あおい「えーと・・・笑わないでね?
・・・実はボク、野球部作ろうと思ってるんだ。」

小波「へー。じゃあ一緒だね。」

あおい「え!?き、君も?」

小波「うん。でも人数足りなくてさぁ。」

あおい「そうなんだよねぇ。ここの学校男子の数少ないし・・・ってあれ?はるかは?」

ふと気づくと七瀬がどこにも居ない。トイレでも行ったのだろうかと思い、何の気なしに机の上を見てみた。
なにやら手紙がある。

あおい「えーと、なになに・・・?」

『二人ともいい感じなので帰ります。
はるか』

どうやらさっき書いていたのはこれらしい。

『プチッ!』

あおい「『グシャァ!』何言ってんのよはるかぁぁぁぁ!!!」

小波「は、早川さん?」

何か糸が切れたような音がし、早川は七瀬の手紙を破り捨て、
それでも収まらず、机をちゃぶ台返ししようとした瞬間、小波が慌てて入った。

小波「あ、あのー。早川さん?」

あおい「あ、あぁごめんね?小波君。
えーとどこまで話したんだっけ。」

小波「に、人数が足りないってとこまでだよ。(怖いよぉ・・・)」

あおい「あ、そうそう。えーと、今ボクと小波君で二人でしょ。あとは一年生の男子の中から7人か。」

小波「あ、もう一・・・」

小波が何か言おうとしたその時。

???「ふっふっふ。ついにオイラの出番でやんすね?」

小波「あぁー矢部君。居たの!」

後ろのドアの方を見るといかにも「オタクです。」って感じのメガネをかけた少年が立っていた。

矢部「酷いでやんす!オイラずっと職員室で待ってたでやんすよ!」

小波「ごめんごめん。この子と話してたから。」

矢部「誰でやんす?そのかわいこちゃんは。」

小波「えーと、彼女は早川あおい。野球部を作ろうとしてたんだ。」

あおい「誰?この子。」

小波「あー、中学からの親友で矢部君。」

矢部「よろしくでやんす!
しかし女の子なのに野球でやんすか?」

あおい「女が野球をしちゃいけないの!?」

早川はいつか言った言葉を矢部に言った。

矢部「そ、そんなこといってないでやんす。ただ珍しいって・・・」

小波「そんなことよりさ、矢部君。申請届け貰って来た?」

矢部「やんす!この通りでやんす。」

小波「威張って言うほどの事じゃないと思うけどなぁ。」

小波は申請届けと書かれた紙を受け取った。

あおい「でも人数足りないんじゃ・・・」

矢部「とりあえず愛好会を立ち上げるでやんす!そんでもって人を集めて部にするでやんす!!」

小波「そゆこと。膳は急げだ!矢部君、早川さん、行こうか!」

二人「はーい(でやんす!)」

『テクテク』

あおい「ところでまずどこに行くの?」

小波「まず顧問を見つける為に職員室・・・・」

矢部「あ、それならオイラ保健室の加藤先生に話をつけたでやんす。」

小波「いつの間に・・・まぁいいか。じゃ、校長室に行こう!」



校長室前



『コンコン』

校長「ん?あぁ、入りなさい。」

三人「失礼しまーす(でやんす)」

校長「で、なんだい?君達。」

小波「実はですね・・・」

小波は愛好会を作りたいという事を校長に頼んだ。それに対して校長はこうだった。

校長「よし。分かった。部室は一番奥のグランド側の物置のところを使いなさい。これがその鍵だ。」

小波「はい確かに。」

校長「これでいいかな?ワシは今忙しいのでな。」

三人「はい。ありがとうございました!」

校長「ウム。」

『バタン!』

校長「ふぅ・・・若いというのはいいものだな。」






小波「結構あっさり決まったね。」

あおい「うん。てっきりもっともめるかと思った。」

矢部「そんなことより明日はどうするでやんすか?」

小波「うーん。明日は部室を掃除して、出来れば部員の勧誘もしたいなぁ。」

あおい「無理なんじゃない?だってさっき物置だって言ってたじゃない。絶対汚くて片付け遅くなるよ?」

矢部「そうでやんす!」

小波「言われてみるとそうかなぁ。じゃ、明日の事を決めるために俺の家に集まろう!」

二人「オー!(でやんす!)」

それから小波の家にみんなで向かう事になった。

あとがき

ふぅ。しんどいですね。
七瀬の口調がイマイチ分からん(汗)
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1992/02/12
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夏だ!ミニ四駆だ!パワプロだぁぁ!!
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